冷蔵庫を不用品回収依頼すると相場はいくら?サイズや状態によって変わる?

「使わなくなった冷蔵庫を処分したいけれど、費用はいくらかかるのだろう」「サイズや状態によって料金は変わるの?」とお悩みではありませんか。冷蔵庫は家電リサイクル法の対象品目であり、処分には適切な手続きと費用が必要です。不用品回収・買取を行う神戸カイトリサイクルが、冷蔵庫の不用品回収における料金相場から、サイズや状態による変動要因まで、2025年最新の情報をもとに詳しく解説いたします。

冷蔵庫の不用品回収にかかる基本費用とは

冷蔵庫を処分する際には、主に2つの費用が発生します。それが「リサイクル料金」と「収集運搬料金」です。これらは家電リサイクル法に基づいて定められており、処分を依頼する方が必ず支払う必要があります。

家電リサイクル法に基づくリサイクル料金

家電リサイクル法は、冷蔵庫・エアコン・テレビ・洗濯機の4品目を対象に、適切なリサイクルを促進するために制定された法律です。冷蔵庫のリサイクル料金は、容量170Lを基準に「小」と「大」に分類されます。

サイズ区分 容量 リサイクル料金(税込)
小型 170L以下 3,740円~5,200円
大型 171L以上 4,730円~5,600円

リサイクル料金は全国一律で、メーカーによって若干の違いがあります。主要メーカー(パナソニック、三菱電機、日立、東芝、シャープなど)では、上記の料金が一般的です。

収集運搬料金の相場

収集運搬料金は、冷蔵庫を回収場所から指定引取場所まで運搬するための費用です。この料金は業者や販売店によって異なり、2,200円~4,000円程度が相場となっています。

ポイント

冷蔵庫の処分にかかる総額は、リサイクル料金と収集運搬料金を合わせて、一般的に6,000円~10,000円程度です。ただし、設置場所の条件(階段作業や狭い通路など)によって、追加料金が発生する場合があります。

冷蔵庫のサイズによる料金の違い

冷蔵庫の処分費用は、容量(リットル数)によって大きく変動します。一人暮らし用の小型冷蔵庫とファミリー向けの大型冷蔵庫では、料金に数千円の差が生じることもあります。

小型冷蔵庫(170L以下)の処分費用

170L以下の小型冷蔵庫は、主に一人暮らしや寝室用として使用される1~2ドアタイプです。このサイズの処分費用の目安は以下の通りです。

  • リサイクル料金:3,740円~5,200円(税込)
  • 収集運搬料金:2,200円~3,000円程度
  • 合計目安:5,940円~8,200円程度

大型冷蔵庫(171L以上)の処分費用

171L以上の大型冷蔵庫は、ファミリー世帯で使用される3ドア以上のタイプが該当します。容量が大きくなるほど、運搬の手間も増えるため、料金も高くなる傾向があります。

  • リサイクル料金:4,730円~5,600円(税込)
  • 収集運搬料金:2,500円~4,000円程度
  • 合計目安:7,230円~9,600円程度
容量区分 目安ドア数 処分費用の目安(税込)
~150L 1~2ドア 5,940円~8,200円
171~299L 2~3ドア 7,230円~9,300円
300~499L 3~4ドア 7,530円~10,200円
500L以上 4~6ドア 8,030円~10,800円

冷蔵庫の状態が料金に与える影響

冷蔵庫の処分費用は、サイズだけでなく状態によっても大きく変動します。特に年式が新しく、状態の良い冷蔵庫であれば、処分ではなく買取の対象になる可能性があります。

買取対象になる冷蔵庫の条件

不用品回収業者の中には、買取サービスを併設している業者も多くあります。買取対象となる冷蔵庫には、以下のような条件があります。

  • 製造から5年以内の高年式モデル:高価買取の可能性が高い
  • 製造から7年以内のモデル:状態次第で買取対象
  • 正常に動作すること:冷却機能に問題がない
  • 目立つ傷や汚れがない:外観の状態が良好
  • 人気メーカー品:パナソニック、日立、三菱電機、シャープなど
ポイント

製造から5年以内の冷蔵庫であれば、買取価格は5,000円~60,000円程度が相場です。特に大容量の4ドア以上のファミリータイプで、省エネ性能が高いモデルは高額査定が期待できます。

買取不可・回収のみになる冷蔵庫

一方で、以下のような状態の冷蔵庫は買取対象外となり、通常の回収料金がかかります。

  • 製造から10年以上経過している
  • 冷却機能に問題がある、故障している
  • 臭いがきつい、カビが発生している
  • 大きな傷や凹みがある
  • 海外メーカーの一部モデル

このような状態の冷蔵庫の場合、前述の通常回収費用(6,000円~10,000円程度)がかかります。ただし、故障品や状態が悪い冷蔵庫の場合、業者によっては追加料金が発生する可能性もあります。

不用品回収業者に依頼する場合の料金体系

不用品回収業者に冷蔵庫の処分を依頼する場合、業者によって料金体系が異なります。主な料金プランとその特徴を理解しておくことで、お得に処分することができます。

単品回収プランの料金相場

冷蔵庫1台のみを処分したい場合は、単品回収プランが適しています。不用品回収業者の単品回収料金は、6,000円~12,000円程度が一般的です。

この料金には以下の内容が含まれます。

  • 家電リサイクル料金
  • 収集運搬料金
  • 搬出作業費
  • 基本出張費

パック料金プランの活用

冷蔵庫以外にも複数の不用品がある場合は、パック料金プランの利用がお得です。多くの業者が軽トラック積み放題プランや2tトラックプランなどを用意しています。

プラン名 料金相場(税込) 積載量の目安
軽トラックパック 8,000円~15,000円 冷蔵庫+小型家電数点
1.5tトラックパック 18,000円~30,000円 冷蔵庫+洗濯機+家具数点
2tトラックパック 25,000円~39,000円 一人暮らしの引越し相当

パック料金を利用すれば、冷蔵庫単体で処分するよりも1点あたりの費用を抑えられる場合があります。

追加料金が発生するケース

基本料金以外に、以下のような場合は追加料金が発生する可能性があります。

  • エレベーターのない建物の2階以上:階段作業費として1,000円~3,000円程度
  • 搬出経路が狭い、または複雑:特殊作業費として2,000円~5,000円程度
  • 早朝・深夜の作業希望:時間外料金として2,000円~5,000円程度
  • 離島や遠隔地:別途交通費が発生する場合あり
ポイント

事前見積もりの際に、設置場所の状況や希望作業時間を正確に伝えることで、当日の追加料金を防ぐことができます。信頼できる業者は、必ず現地確認や詳細なヒアリングを行います。

家電量販店と不用品回収業者の料金比較

冷蔵庫の処分方法は不用品回収業者だけでなく、家電量販店に依頼する方法もあります。それぞれの特徴と料金を比較してみましょう。

家電量販店での処分費用

主要家電量販店の冷蔵庫回収費用は以下の通りです。

店舗名 170L以下 171L以上 備考
ヤマダ電機 7,040円~8,500円 8,030円~8,900円 買い替え時は割引あり
ビックカメラ 約8,200円~ 約9,200円~ 店舗により異なる
エディオン 約6,840円~ 約7,830円~ 購入時の同時引取は割引

家電量販店のメリットは、新しい冷蔵庫を購入する際に同時引取を依頼できることです。買い替えの場合は収集運搬料が割引になる店舗も多くあります。

不用品回収業者のメリット

一方、不用品回収業者には以下のようなメリットがあります。

  • 最短即日対応が可能で、急いでいる場合に便利
  • 土日祝日や夜間でも対応してくれる業者が多い
  • 買取サービスを併用できれば、費用を抑えられる可能性がある
  • 冷蔵庫以外の不用品もまとめて処分できる
  • 搬出から運搬まで全てお任せできる

特に引越しや大掃除で複数の不用品を処分したい場合は、不用品回収業者の利用が効率的です。

冷蔵庫の処分費用を安く抑えるコツ

冷蔵庫の処分費用をできるだけ安く抑えるためには、いくつかのポイントがあります。

複数の業者から相見積もりを取る

不用品回収業者の料金は業者によって差があります。最低でも3社から見積もりを取ることで、適正価格を把握できます。ただし、極端に安い料金を提示する業者には注意が必要です。

買取可能かどうか確認する

製造から5~7年以内で状態が良い冷蔵庫であれば、買取対象になる可能性があります。買取不用品回収業者に依頼すれば、回収費用がかからないだけでなく、逆に現金を受け取れる場合もあります。

指定引取場所への持ち込み

自分で運搬できる場合は、指定引取場所に直接持ち込むことで収集運搬料金を節約できます。この場合、リサイクル料金(3,740円~5,600円)のみで処分可能です。ただし、大型冷蔵庫の運搬には適切な車両と人手が必要です。

繁忙期を避ける

引越しシーズン(3月~4月)や年末は不用品回収業者の繁忙期であり、料金が高めに設定されている場合があります。可能であれば、閑散期に依頼することで費用を抑えられる可能性があります。

安全な不用品回収業者の選び方

冷蔵庫の処分を依頼する際は、信頼できる業者を選ぶことが重要です。悪質な業者に依頼してしまうと、高額請求やトラブルに巻き込まれる危険性があります。

必要な許可を持っているか確認

不用品回収業者として営業するには、以下の許可が必要です。

  • 一般廃棄物収集運搬業許可:自治体から取得
  • 古物商許可:買取を行う場合に必要

ホームページや見積書に許可番号が記載されているか必ず確認しましょう。

事前見積もりを明確に提示する業者を選ぶ

優良業者は、必ず事前に詳細な見積もりを提示します。料金内訳が明確で、追加料金の有無についても説明がある業者を選びましょう。

  • 基本料金、リサイクル料金、作業費などが明記されている
  • 見積書を書面またはメールで提供してくれる
  • 不明点について丁寧に説明してくれる

避けるべき業者の特徴

以下のような特徴がある業者は、トラブルのリスクが高いため避けるべきです。

  • 「無料回収」を強調して巡回している
  • 会社の住所や連絡先が不明確
  • 見積もり金額が曖昧で、詳細を教えてくれない
  • 事前見積もりなしで作業を始めようとする
  • 口コミや評判がほとんど見つからない

神戸カイトリサイクルなら明朗会計で安全に不用品回収可能

冷蔵庫の不用品回収をお考えなら、神戸カイトリサイクルにお任せください。私たちは地域密着型の不用品回収・買取業者として、明朗会計と安心のサービスを提供しています。

神戸カイトリサイクルの特徴

  • 事前見積もり無料:お電話やLINEで簡単に見積もり依頼が可能です
  • 明朗会計:見積もり後の追加料金は一切発生しません
  • 買取サービス併設:状態の良い冷蔵庫は買取も可能で、費用を抑えられます
  • 即日対応可能:お急ぎの場合も柔軟に対応いたします
  • 必要な許可を完備:安心してご依頼いただけます

冷蔵庫の処分費用は、サイズや状態、業者選びによって大きく変動します。適切な相場を知り、信頼できる業者を選ぶことで、安心して不用品を処分できます。神戸カイトリサイクルでは、お客様一人ひとりの状況に合わせた最適なプランをご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

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